| 人生の無駄は財産となる |
今回は、「人生の無駄は、財産となる」です。
キャリアについて考えるとき、一般的には自分の入った大学の学部に左右されることが多いというデータがある。 自分の学んだこと(興味のあること)と職業をつなげることの有効性は異論がないはずである。
しかし、私は自分のキャリアは一本道にしないほうが良いと考えます。
それは、転職や他分野のことを学んだりして回り道をしたほうがさまざまな視点を得ることができ、世界を多面的に捉えることができるためです。 そして何よりタフになります。
若い時分の判断は、あまり当てになりません。 むしろ、悩んで多方面をさまようほうが結果的に器の大きな人間となるように感じます。
私自身、20代はかなり変遷があります。 地方公務員として、福祉・医療行政に携わり、第3セクターで障害者の労働問題を担当しました。 その後、法科大学院で法律を修め、会計分野の勉強を経て事業も立ち上げました。
30代となり、自己の進むべき方向が、やっと見えてきたというのが現状です。
確かに、医者等のスペシャリストとしして活躍することは社会的に価値あることですし、それを日本社会は賞賛します。 しかし、ただのスペシャリストは視野が恐ろしく狭くなる結果となりやすいのです。経営的な視点から言えば、従業員としては最も使いやすい駒となります。
皆さんは、天職を得る者は少ないという現状をどう思われますか?
自分に合う仕事、才能がある仕事は、頭の中で考えただけでは見つかりません。損得だけではなおさらです。 試行錯誤の過程で、自分の天職と呼べるものがうっすらと浮かび上がってきます。これを実践で確かめつつイメージを明確化させてゆくことによって自分の進むべき道が実感できるようになります。
自分がどのような状態になりたいか、最終目標を考えることがまず第一にすべきことであると考えます。そして、そこへ至る過程は試行錯誤してみることが大切だと思います。
有効な無駄を積み重ねることが、実は一本道を進むことよりも目標へ近づくコツとなると考えます。 試行錯誤が豊かで、幸せな人生をもたらしてくれます。
資格取得や、現状の職場が唯一の道ではありません。 気楽に、そして好奇心旺盛に進んでほしいと思います。
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| 経営には帳簿を読み解く力が必要 |
今回は、財務諸表をもとに経営を読み解くというトピックスです。
持続的経営(特に中小企業において)を行うにはキャッシュの流れを把握することが必須である。 資金のショートは即倒産(二回の不渡で決済用口座の凍結)を意味します。
資金ショートを生じさせないための道具として、会計帳簿が存在します。 厳密に言うと、キャッシュフロー計算書がそのための資料となります。
損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)は、利害関係者への情報開示を目的としているといえます。 上場企業にとり必須資料である会計帳簿も、小規模閉鎖会社にとっては、銀行の貸付審査や税額確定の資料としての性格が強いものといえます。
※これは実質的な話であり、法的には法人形態を採る会社であるならば会計帳簿の目的が、正確な会社の財政状況をあらわすことであることは変わりありません。
会社の目的は、ゴーイングコンサーン(継続企業)です。 帳簿は過去の業績を数値化したものにすぎません。あまりこだわるとダイナミックな経営ができなくなります。経営者は、財務諸表を正しく読み取り、価値創造へ向けて決断し続けていくことになります。
会計の専門家が、財務諸表を読み取れることはもちろんです。 経営者が財務諸表を正しく把握できるようにしてゆくことも専門化の役割であると考えます。
経営者が、財務諸表を読み取れるようになることで経営効率が向上します。 これにより、倒産リスクが軽減されることになります。
基本的なことですが、かなり重要だといえます。
帳簿を用いた経営のコツは、ベンチマーク(指標)の活用と営業利益率に着目することだと考えます。 これには、賛否があろうかと思います。
詳しい内容については、時期をみて書いていきたいと考えています。
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