市場調査を行うの巻 |
今週は、事業に関する市場調査を行って行っております。 机上で作成したサービスが、市場で受け入れられるかどうかの反応を見ます。
良いサービスは、何もしなくとも受け入れられると考えることは、今の時代できません。これはプロダクトアウトという発想です。今の中国やインドなどでは、作れば作っただけ売れる状況があります。 しかし、成熟した日本の市場では、良いのもは売れるというものでもありません。良いものであることは当然なのですが、さらに求められるものを供給する必要があります。ネット時代になり、消費者は単なる買い手ではなく、起業のパートナーとなってきています。消費者の反応が売り上げに直結する時代となりました。タイムラグがどんどん短くなっています。
ニーズに沿ったものやサービスを供給する。これは、マーケットインという発想です。お客様が大事という標語がありますが、まさしくマーケットイン思考です。 その重要なニーズを調べるのが市場調査です。これは、足を使って行わなければなりません。なぜなら、生のデータは現場でしか手に入らないからです。
現場に入って情報を得るのは少なからず、ストレスを伴います。飛び込みが大半でしょう。スピードが重視されます。それでも成功しようと思えば、やるしかありません。 まあ、実際に自分のやりたい事業の調査であれば、飛び込み調査とかもあまり苦になりません。むしろ、自分の考えが至らなかったことや、新たなニーズを見聞きでき、得るものが多いのです。これが、仕事であったらやはり憂鬱であったと思われます。
事前準備はきっちりやる。これが、起業の鉄則だと信じています。多くの事業所を見てまいりましたが、事業の準備がお粗末な経営者が多すぎます。走りながら考える等と話す経営者程、めちゃくちゃな経営をやっています。 運よく成長する人もいます。 起業は、考えて考えて、必要な準備を行って初めて花が開くものであると思います。 このように書くと、辛そうですが、やりたいことをやっているので、あまり辛くはありません。
今月は、調査を進めていきたいとおもいます。
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起業準備進行中 |
今日の夕方から明日にかけて、役員たちと起業についてのミーティングの予定です。
テナントの決定や、サービス内容の細部を詰める作業、メディア戦略やブランディングなど、話しあう項目は多いです。 ですが、それが全く苦にならないです。
やりたいことをやっているので、嫌になるということは滅多にないと思います。 これは、経験からも言えることです。
創業の日時は決定しているので、その日まで如何に準備を整えるかが問題となってきます。
起業は、事前準備で成否の8割がきまります。スタートするときには、すでに勝敗は見えているのです。 最近は、努力と根性で会社がやっていけるような環境ではありません。
仕組を作り、戦略をねり、資源を集中する。これによって倒産率の高い初年度を乗り切ることが必要となるのです。
無論、リスクを承知で起業するのですから、その内容が十分勝算の成り立つものであることが大切です。
いづれにせよ仲間との打ち合わせは、楽しみです。
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最近の投資環境について |
最近の投資環境は一段と進化したとかんじております。
中でもFXは人気があります。 リーマンショックがあり、一時は落ち着いたかと思っておりましたが、最近の円高を受けて好況であります。
個人的には、FXが何故そんなに人気があるか疑問に思っています。 なぜならば、FXは素人がトレードするには難しいと考えるからです。
円高が、個人投資家の為替にたいする興味を引き付けたことは間違いありません。 レバレッジの高さ(レバレッジ規制が実施されてもなお)や、24時間取引などが人気の要因です。
逆に、国内先物取引市場の凋落は、驚くばかりです。金先物以外の売買高の減少はものすごく、新規参入メリットが全くないと言っても過言ではありません。売買が成り立たないのでは、トレードしようがありません。
投資(投機)は、無数の敗者と一握りの勝者で構成されます。 FXでは、勝つのは難しいでしょう。
一番良いのは、ビジネスで収入を増やすことです。 起業して収入を増やす方が、投機で儲けるよりも成功確率は高いといえます。
それでも投機で資産構築を行う場合、今後はCFDを狙うという選択肢が有望ではないかと思います。 CFDとは、Contract for Difference:差金決済取引のことです。
FXは、CFDの中の外国為替取引という位置付けとなります。 CFDは、外国為替取引の他に、株式、株式指数、商品先物、債券など金融資産の大半をカバーしています。
レバレッジも活用できます。証拠金も比較的少額から取引可能です。
金融商品の特性を分析しつつ、抑制的に取引を行うならば、なんとか利益を出せるのではないかと思います。
少なくとも、外国為替よりは把握しやすいと思います。
今後は、定期的にCFDを取り上げていきたいと考えております。
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論語再考 |
最近、論語を読んでいます。
儒教の思想的根幹である「論語」。学生の頃は何となく忌避していました。 堅苦しいイメージを強く感じていたからでした。
しかし、30代も半ばを迎え、最近では価値観や思想的基盤をもう一度構築したいと感じるようになってきました。若い時分では見えなかったものもあるのだと実感します。
そこで再度、古典である論語や史記等を読んでみることにしました。
孔子は、自身の栄達には失敗している人物であり、その人生は苦難も多いものでした。その中で、如何に自分や家族、そして社会の維持・発展をなすべきかを考え抜いた人であったと考えられます。
古典には真理とも言うべき教えが詰まっております。科学技術では現代と比べようもありませんが、どのように生きるべきか、社会とは何かなど、人間が人間であるために必要な事柄は古典から学ぶところが多いといえます。
むしろ、現代社会は人間性の退廃という点では大きな問題を抱えている時代であると感じます。 孔子の生きた春秋時代も、まさに混乱した時代でありました。 私たちが学ぶべき基本が「論語」には詰まっているとかんじています。
何よりも読んでいて楽しいと感じています。
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2010年の活動について |
2010年の活動について述べていきたいと思います。
今年は、IT業界・介護業界に関わる機会を得ました。 どちらも、勝手がわかない部分が多く大変教えられるところがありました。
コンサルタントの活動は、実体のない虚業でありまして誰かの事業があって初めて体をなす仕事といえます。 別段それがいやしい仕事ではありませんが、なにか物足りない部分があることは確かです。
それは何かと申しますと、自分の理念を仕事に反映させにくいことであると思います。 コンサル業でよく目にするのが、「クライアントの喜ぶ顔が見たい」というものです。
確かに、クライアントの事業が好転することによって間接的に社会をよくすることに貢献していると言えます。 しかし、自分が主体性を持って汗を流したかと言えばやはりそうではありません。事業主やスタッフの努力の結実が事業の好転に結び付くのです。
仕事は実業が良い。これが最近の私の所感であります。 実業を立上げ、自ら社会に貢献していく時機が来たように感じます。
実業の設立は、長らく企画していた事項です。 設立にあたり、古くからの仲間と共にチームを形成することにしました。
一定規模の組織には事業を推進するための主導者が必要です。一人で組織を掌握することは不可能です。 仲間との起業は、失敗する確立が高いと実しやかに語られますが、この流説は根拠が無いものであります。
組織の運営は、一瞬一瞬が大切です。苦しくもあり、楽しくもあり。 仲間と一緒に理想を実現することは、人生において素敵なことであると感じます。
まさに第二の青春時代と言えると思います。
様々な業界の現状に接した経験から、起業すべき分野も明確になりました。 ビジネスモデルの構想もほぼ終わりました。
後は実行していく段階です。 ここからが勝負の時だと思います。
お世話になった方々のご恩を忘れず、これからも邁進してゆきたいと思っております。 よろしくお願いいたします。
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